川崎廣進・工房カワサキの世界

〜The World Of Koushin Kawasaki & Koubou Kawasaki〜

menu

2006年
2007年
2007年ヒマラヤ
2008年
2008年ヒマラヤ


旅の思い出(その1)    2007年01月12日
駅にて記念写真

1月5日から友人達20人位でお寺巡りと川下りの旅にでた。

ハイデラバードの真東に当たる海岸近く(ベンガル湾)に Annavaram という駅がある。3泊4日の旅だが車中2泊だ。5日の夕方5時に寝台特急に乗り翌朝3時に着いた。

1時間に1箇所位大きな駅で止まった。夜汽車がひた走る中、月夜で明るく照らされたのどかな田園風景や大きな湖が車窓から見えた。3時はまだ暗闇だ。バスに皆乗り込み目的地の寺院まで10分くらい走った。ここは遠くから眺めてもすぐわかる寺院だ。夜空のライトアップの中で青白く複雑に四方彫刻を施した高い塔が何塔もそびえ立っていた。宿坊に着くなり皆個室に納まりシャワーや仮眠を取った。 簡素な部屋だが2時間位体を横にするとすっかり休めた。

朝まだ薄暗い中、皆裸足になってメインの建物に向かった。地面はまだ冷や冷やして少し肌寒かった。 おごそかに合図と同時に中に入った。今日最初のお客だろう。 色々な仕事をしている僧たちもいた。こんなまだ薄寒いのに上半身ほとんど裸でオレンジ色の布を腰に巻いていた。

狭い洞窟か迷路のような処に祈りの場所が設けてある。信者は歩く度々立ち止まり敷きや柱や彫刻に手を触れ自分の体にその手を触れる(神のご加護を私にも)。所々に神が祭られそこに僧が居て色々の生の花びらが飾られ1人1人の信者が自分の名前を言って祈ってもらい最後に掌に1滴の水の様な物と花を頂き目頭に紅色のクンクンといって丸い印を付けてもらう。1連の儀式が何回も繰り返され神のご加護と存在にふれお布施をしていた。ちなみに私はしなかった。中は写真は一切禁止だが写せるところもあった。

インドの若い人達は皆信仰心が旺盛なのに感心した。終わってお寺で朝食をとって次の目的地に移った。



inserted by FC2 system