川崎廣進・工房カワサキの世界

〜The World Of Koushin Kawasaki & Koubou Kawasaki〜

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自問自答    2007年02月19日

昨日は山へピクニックに行った帰りに食事をしようという事になった。店の中にチェスが置いてあった。35年前位前にphilppineへ遊びに行って友人に習ったことがある。何でも異国の文化や習慣に触れ親しみ身に付けることは、とっても優越感に浸れて楽しい思いで過ごせる。

将棋は小さいときに覚えていたのでそんなに苦労はなさそうだ。自分がしたり、人のしているところを見ているうちに覚えられた。むろん上手くはないが楽しく遊べそうだ。早速家に帰って仲間とこれで暇つぶしをしょう。私も物好きだな・・・。

たとえばヨガにしても、民族ダンスやその国の言語にしても興味持って覚える事は、後には言い様のない嬉しさがこみ上げてくる。たかがチェスと言ってもされどチェスだ。今からゆっくりとこの国に浸りながら、ここの文化も同時に享受していこうと考えている矢先でもある。

私もこのインドに来て多少人生観が変わったようだ。大げさなものでもないが、自分の考えで生きてきた世界がいかにも偏見と不要な欲望が多かったか、考えさせられた。いっそのこと目を閉じて、この大国インドという大海原に仰臥し、波に揺られながら穏やかな陽光を一身に受けている65歳の自分を想いおこし、自然の流れに逆らわずに自分流の夢を創り直そう。

遠い処から自分を見つめているもう一人の自分がいて、生きる価値を問うている気がしてならない。目標も満足に出来てなく日々悶々としていながら二律背反の自分に問うことばかりである。残りの人生をプレッシャーなく全開に生きてこそ私らしいぞ・・・・・この地球の外に私の意識を操作している別の力が存在しているように思えてならない。


私の滞在先、ハイデラバードの風景


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