川崎廣進・工房カワサキの世界

〜The World Of Koushin Kawasaki & Koubou Kawasaki〜

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共同生活    2006年08月30日

私は今に悩まされている。

私の住んでいるのは4階だ。こんな所までどうして上がってくるのだろう。 テーブルの無い今はタイルに座って何時も食事を取る、しかしそれはインドでは珍しくない。 しかし床のタイルには多くの蟻がうようよしていて追い払おうと思っても到底無理だ。 慣れない私には、針のむしろに座るようだ。ただ救われる事は刺さない事だ。小さくて行動がとても俊敏だ。指でねじ伏せようと思ってもすぐに逃げられる。

蟻たちは私のベッドにまで上がってくる。おかげで私の体に何時も3、4匹は宿している。どうせ宿すのなら女性なら良いのになあ〜♪♪と思うのは私だけではないと思うが?

私はコーラやサイダーをよく飲む。飲んだコップをそのままにして寝る事がよくある。朝起きるとサイダーのコップだけは中に蟻で真っ黒だ。 何もしないといえども気持ちのいいものではない。

じっと眺めて私は考えた。格闘しようか、共存しようか?

サイダーで全滅できないか?…でもうらまれたら、下からいくらでも上がってくる。私に牙をむかないなら、いっそのこと共に生きよう。今は敵も無く見方も無く気楽に無職を楽しんでいます。 よほど居心地が良いやらパソコンのキーの中や待ち受け画面まで右往左往している。壊れやしないかと心配だ。



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