川崎廣進・工房カワサキの世界

〜The World Of Koushin Kawasaki & Koubou Kawasaki〜

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旅の思い出(その2)    2007年01月16日

このアンドラプラデッシュ州で1番大きなヒンズー教の寺院アンナバラムを後に我々のマイクロバスは2番目の目的地キャンプ場 Pinjari Kondalu に向かった。

ここは水源が近くにあるのか決して川の上流でもないのに水が美しく数人が淀みの所で泳いでいた。此処で半日川遊びを楽しんだ。淀み、渓流、せせらぎ、滝と時間をかけて遊ぶのに退屈しなかった。川原でみな弁当食べながら雑談にふけっている間、私は絵を描いたり寝そべったりしていた。それはとりもなおさず言葉が分からず理解出来ないからである。インド音楽に乗って腰や体を激しく振って踊っている若者たち、掛け声かけてリズムを取る人達、トランプに興じる人達、実に楽しい男女の若者集団だ。この中で年寄り組みは母子できている50才台くらいのお母さんと最年長者の私と2人だけでみんな大切に扱ってくれた。重いリュックを持ってくれたり優しいインドの若者男女の親切についつい甘えてしまった。

我々のランチの食べ残しは結局何匹かの野良犬が処分しに来てくれた。夕方近くに出発するに当たって食べた発泡スチロールの皿20人分が置き去りになっている。気になり彼たちに聞くと「1箇所に固めておいて」と言われた。野犬しか居ない川原の中でだれが片付けに来るのだろう・・・・何か後ろ髪ひかれる思いでそこを立ち去った。

3時間ほどバスに揺られてやっと Rajahmundry と言う大河のある町に着いた。さあ今夜だけはホテル泊まりだ、でも明朝は3時起きで15時間位の船旅に出発だ。


キャンプ場の川


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